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へいらっしゃい!商店街の会長だよ。お店の宣伝や設備にお金がかかる季節、補助金の話も気になるよね。申請の順番を一緒に見ていこう。
小規模事業者持続化補助金の「一般型・通常枠」は、第20回の公募で2026年11月5日から申請の受付が始まる予定です。この記事では、2026年10月22日時点で公式サイトから確認できた内容にもとづき、申請までの手順、日程、つまずきやすい点を順番に整理します。補助金の対象になるか、いくら受け取れるかは、必ず最新の公募要領で確認してください。

持続化補助金とはどんな制度か
この補助金は、経営計画を自分で作り、商工会や商工会議所の支援を受けながら取り組む小規模事業者などを対象に、販路開拓などの費用の一部を補助する制度です。中小企業庁の案内では、販路開拓の取り組みと、それに併せて行う業務効率化の取り組みが対象とされています。
補助率は3分の2です。補助上限は通常枠で50万円で、インボイス特例の対象になると50万円、賃金引上げ特例の対象になると150万円が上乗せされ、両方の対象なら上乗せは最大200万円とされています。賃金引上げ特例に取り組む赤字事業者は補助率が4分の3になります。特例には満たすべき要件があり、要件を満たさないと補助金全体が対象外になる場合があると案内されています。
なお、補助金は申請すれば必ず受け取れるものではありません。審査があり、不採択になる場合があります。
会長、商店街のお店でも使えるんですか?
対象かどうかは、業種や従業員の数で決まるんだよ。
どこで確かめればいいんですか?
公募要領と、地元の商工会か商工会議所の窓口だね。
第20回公募の日程を押さえる
公式サイトに掲載されている第20回の日程は、次のとおりです。日程は変更される場合があると明記されているため、申請前にもう一度公式サイトで確認してください。
| 項目 | 日付 |
|---|---|
| 公募要領の公開 | 2026年5月27日(水) |
| 申請受付の開始 | 2026年11月5日(木) |
| 事業支援計画書(様式4)の発行受付の締切 | 2026年12月4日(金) |
| 申請受付の締切 | 2026年12月15日(火)17時 |
ここで大事なのは、申請の締切より前に「事業支援計画書の発行受付」が締まることです。事業支援計画書は、受付が始まってから依頼する書類で、即日では発行されません。締切の直前に動くと間に合わなくなるため、日程は発行受付の締切から逆算して考えます。
別の補助金の例ですが、姉妹サイトの「デジタル化・AI導入補助金で入れるツールの選び方」では、公式ページの日程の見方を次のように説明しています。
ページには確定した募集回の日程だけを公表するとあり、以降の日程は随時更新されるため、申請を考える時点で最新の掲載を確認してください。
持続化補助金でも、第20回の締切や提出方法は公式サイトの掲載が基準になります。申請を考えるときに、最新のページで確かめましょう。
また、申請先は事業所の所在地で分かれます。商工会の地区の事業者と、商工会議所の地区の事業者とでは、専用のサイトも問い合わせ窓口も異なります。どちらの地区か分からないときは、公式サイトに案内された問い合わせ先に確認すると確実です。
持続化補助金の申請までの手順
申請の大きな流れは、次の六つの手順です。
- 公募要領を読み、対象になるか、特例に取り組むかを決める
- GビズIDの「プライムアカウント」を取得する
- 経営計画と補助事業計画をつくる
- 受付開始後に、事業支援計画書(様式4)の発行を商工会または商工会議所に依頼する
- 電子申請システムに計画を入力し、必要な書類を添付する
- 申請を送信し、結果を待つ
手順1と手順2:要領を読み、GビズIDを用意する
最初に公募要領を読みます。第20回の公募要領は2026年5月27日に公開されています。特例や加点を使いたい場合は、その要件を確認する書類も用意されているため、あわせて読みます。
次に、GビズIDのプライムアカウントを取得します。申請は電子申請システムで受け付けられる方式で、プライムアカウントが事前に必要とされています。取得には書類の郵送などで日数がかかることがあるため、受付開始を待たずに早めに手続きを進めるのが安全です。
手順3と手順4:計画をつくり、様式4を依頼する
経営計画では、自分の事業の現状、お客さんや市場の見方、今後の方針を整理します。補助事業計画では、販路開拓のために何を行い、どんな費用がかかるかを書きます。計画の作り方に迷う場合は、地元の商工会や商工会議所の経営相談を使えます。
事業支援計画書は、申請書に書いた内容を窓口が確認したうえで発行されます。そのため、先に計画をある程度まとめておく必要があります。発行までに時間がかかる場合があると案内されているため、余裕を持って依頼します。
手順5と手順6:電子申請で送る
電子申請システムには、経営計画と補助事業計画を入力します。特例や加点を希望する場合は、それを示す書類も添付します。入力が終わったら、締切時刻までに送信します。締切の当日は混み合うことがあるかもしれないため、前日までに送り終える計画にしておくと安心です。
会長、郵送で出すことはできないんですか?
過去の回では電子申請だけだったよ。第20回も公式の案内で確かめてね。
パソコンが苦手でも大丈夫ですか?
操作の手引きが公開されているから、まず読んでみるといいよ。
つまずきやすい点と詐欺への注意
つまずきやすい点は、大きく三つあります。
- GビズIDの取得が間に合わず、受付が始まっても申請できない
- 事業支援計画書の発行受付の締切を、申請の締切と取り違える
- 特例の要件を一つでも満たせず、補助金全体が対象外になる
もう一つ、公式サイトは詐欺への注意を呼びかけています。事務局を名乗って補助金を紹介したり、あっせんしたりする事例が出ているとされ、事務局が個人に個別に補助金を紹介することはないと案内されています。交付が決まった事業者を狙った詐欺も報告されており、補助金の上乗せや審査手数料の印紙の送付を求める案内には事務局は関わっていません。不審な電話、メール、訪問があったら応じず、公式サイトに載っている窓口に確認してください。
なお、公式サイトには、2026年10月22日付で賃金引上げ特例・加点の要件達成シートなどの書類が差し替えられたとの案内が出ています。書類の古い版を使わないよう、ダウンロードする前に最新の版かどうかを見ておきましょう。
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申請前に確認しておきたい準備
手順を始める前に、次の点を手元で確認しておくと、あとの作業が進めやすくなります。
まず、自分の事業が小規模事業者の範囲に入るかどうかです。従業員数の上限は業種によって異なり、公募要領で定められています。次に、その補助金で何をしたいのかを具体的にしておきます。チラシやホームページの作成、店舗の看板、新しい設備など、販路開拓につながる取り組みかどうかが問われます。何でも買えるわけではなく、対象になる経費かどうかは公募要領で確認します。
そして、事業を始めたばかりの人向けに、創業型という別の公募が公表されている回もあります。通常枠とは公式サイトも問い合わせ先も別です。自分に合う公募を選び間違えないよう、窓口で相談してから決めるとよいでしょう。
会長、計画はいつごろから作り始めればいいですか?
受付が始まる前からだね。様式4の依頼にも計画が要るからさ。
先にやることがいっぱいですね。
そう、だから日程から逆算して、早めに動こうね。
まとめ
第20回の持続化補助金は、2026年11月5日から申請を受け付け、事業支援計画書の発行受付が12月4日、申請の締切が12月15日17時と案内されています。日程は変更される場合があるので、公式サイトで最新の情報を確認してください。
申請の流れは、公募要領を読む、GビズIDを取る、計画をつくる、事業支援計画書を依頼する、電子申請で送る、の順です。特に、GビズIDの取得と事業支援計画書の依頼は、時間がかかる場合があります。受付が始まる前から準備を進めておくと、あわてずに済みます。
最後に、採択には審査があり、不採択になることもあります。申請を急ぐあまり、無理のある計画を立てないようにしましょう。
補助金の対象や金額、必要書類は公募回ごとに変わります。申請にあたっては、地元の商工会・商工会議所、事務局の問い合わせ窓口、必要に応じて税理士や中小企業診断士、行政書士などの専門家にご確認ください。最終的な判断は、専門家や所管の窓口にご確認ください。